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Odessey [Movie/drama]

 リドリー・スコット監督、マット・デイモン主演の「Odessey(原題:The Martian)」 が公開になったので見に行ってきました。スターウォーズ エピソード7を見に行った時に、↑の宇宙兄弟とコラボしたポスターが気になっていましたが、リドリー・スコット監督とマッド・デイモン主演だったら見に行かないわけには行きません(笑)。

 本作は原作はオンライン小説として書かれたものが好評でKindle配信になり、最終的に書籍として発売されたのだそうです。今ひとつ時代設定がはっきりとしませんが、NASAは2030年台に火星有人探査を目指すと言っていますからきっとその頃の時代のことなんでしょう。3度目の火星有人探査のメンバーが火星の嵐により約1ヶ月のミッションを6日で中止、緊急脱出をしたのですが、マット・デイモン扮する植物化学者は嵐に吹き飛ばされ、行方不明となってしまいます。

 しかし彼は九死に一生を得たのですが、火星にたった一人で取り残されてしまったのでした。普通はここから悲惨なサバイバルストーリーになるはずなんですけど、マッド・デイモンのスーパーポジティブシンキングのおかげで、次の有人探索船が火星に来るまでなんとか生き延びようとしていくわけですよ。本作品はNASAが全面的に協力しているんだそうです。そのせいかSF的な設定も非常にリアリティがあって丁寧なもので、見ているものが本当に火星にいるような気持ちにさせてくれます。劇中マット・デイモンがありとあらゆる知恵を働かせて火星の地で生き抜こうとする姿は要注目です。

 でもそれはあくまでも前半の話で、地球スイングバイでマット・デイモン救出のために宇宙船ヘルメスが火星に向かってからはやや大味な展開ですよ。最後マット・デイモンがあとちょっとで救出成功になるわけですが、あんな方法で助かるなんて、いままでSF交渉が台無しだと思いますね(笑)。まあそんなことは気にせずに、どっぷりとストーリーに浸かって、宇宙兄弟のことなんて忘れていれば十分に楽しんでみることが出来ると思います(笑)。 それと船長のジェシカ・チャスティンの趣味として全編にわたって流れるディスコソングもミスマッチな感じで面白いですね。

NASA、映画『オデッセイ』(火星の人)に登場する実在テクノロジーを解説

火星滞在10年 NASAの自信 有人探査計画のリポート公表(産経新聞) 



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