Lenovo ThinkPad 8

 最近Lenovoが8インチクラスのWindowsタブレットを発売してちょっと盛り上がっていますが、今度大本命のThinkPadブランドで新機種が発売になりました。「ThinkPad 8」です。ディスプレイサイズは、その名が示す通り8.3インチで、最近流行りの7インチのNexus 7よりは一回り大きめになりますね。

　8.3型ディスプレイの解像度はWUXGA（1,920×1,200ピクセル）、CPUはクワッドコアのIntel Atom Z3770(Max.2.4GHz)を搭載しています。ストレージはSSDの64GBと128GBの2機種がラインアップされています。なおメインメモリは2GBです。カメラは全面に200万画素、裏面に800画素のスペックで搭載されています。

外部インターフェースはMicro　HDMI、Micro USBが用意されています。セットの大きさは、132×244.3×8.8mm、重量は430g（Wi-Fiモデル）、439g（WLANモデル）です。海外ではLTEモデルは用意されていますが、国内はキャリアの認定を取るのにコストがかかるので様子見だそうです（泣）。一日も速い国内導入をお願いしたと思います＞Lenovo様。

　500gを切るサイズでWindows PCの持ち運びができるようになった意味は大きいと重います。私は昨年VAIO Pro 11を購入して、筐体の軽さに満足（770g）して愛用していますが、キーボードがあってよかったと思うのはデスクワークの時だけで、あとは電車の中で立っているときなどタブレットタイプのほうが文字入力が快適なんじゃないかと思いますよ。

　これで自宅に居るときは、クレードル経由でディスプレイ、キーボード、マウスを接続していままでのPCのように利用し、外出時はタブレットとして持ち出すことができるとなれば、これからはデスクトップPCとかノートPCは不要になっていくのかもしれませんね。AndroidタブレットたiPadも決して安泰では無いと思いますね。あとはLTEモデルのプライスがいくらになるかってことですね（笑）。

レノボ、約430gで8.3型WUXGA液晶のWindowsタブレット「ThinkPad 8」 (PC Watch)