週刊ダイヤモンド 2012/1/14 ビジュアル活用仕事術 [Books]
私は常日頃、それがいいか悪いかはともかくパワポを使ってプレゼン資料の作成に明け暮れています(汗)。私は今でこそ企画の仕事をしていますが、元々は設計あがりなので「正確なデータが誤りなく表示されていればいいのでは」と思っていたのが、WBSで言葉尻の解釈にこだわらなければならないことを学び、社内のトップマネジメントへのプレゼン用の資料に細かいチェックが入るようになって、最近はすっかり混乱気味ですよ(泣)。そんなときに週刊ダイヤモンドで「ビジュアル活用仕事術」の特集で、その中にプレゼン術も扱っていたのを見つけて、気がついたときには本を手にとって本屋のレジに向かっておりました(笑)。
この本によれば、
極意1 言いたいことはひとつに絞れ
極意2 メッセージを打ち出せ
極意3 円グラフを並べるな
極意4 色は3色以内、濃淡で表現せよ
極意5 レイアウトの決め手は"Z"
極意6 数字で主張せよ
だそうです。文字だけだと「当たり前」、もしくは「意味不明」な感じに読み取れるかも知れませんね(汗)。「それは当たり前」に感じる部分も多々ありました。元々この手の特集記事で全て役に立つなんてことはそうそうないと思いますしね。でも資料の表現の仕方に迷ったときにパラパラとこの本をめくると参考になりそうな部分もあったことは事実だと思います。
この中私は、「極意3 円グラフを並べるな」の記事が気に入りました。「2つの円グラフを並べるな」の他に、「3Dグラフは使わない」、「折れ線グラフは4つ以下」、そして「棒グラフのゼロメモリは必須」等、グラフの書き方に具体的な指摘があったからです。これはウォール・ストリート・ジャーナルでグラフィックエディターを担当された方のノウハウだそうです。新聞の図表は小さくても分かりやすいことが求められているので、確かに一番「洗練されたグラフィック」であると言えます。この方はグラフィックのノウハウを一冊にまとめられているそうなので、私は早速購入して見ることにしました。
この特集では各社の決算資料とを取り上げて、資料として良くない所を指摘しているのですが、弊社の資料がなくてチョットほっとしましたよ(笑)。
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