ロータス、来季はルノーエンジンを使用? [-F1]
ロータスが、来季のエンジンの供給元としてルノーと提携しました。しかも車のカラーリングも来季から1986年にロータス・ルノーにアイルトン・セナが乗っていた頃のJPSカラーになります...じゃないんです実際(笑)。実は今ロータスは2つあるんです。
ひとつは2010年に参戦した、「ロータス・レーシング」です。これはロータスの継承権を所有している、マレーシアのプロトンの傘下のグループ・ロータスからLCCのエア・アジアXのCEOであるトニー・フェルナンデスがライセンスを受けて2010年のF1に参戦しました。2010年はコスワースエンジンを使用していましたが、来季からルノーエンジンになるといううわさもあったのは事実です。
しかし「ロータス・レーシング」が来季より「チーム・ロータス」の名称権を持つ、元F1ドライバーワールドチャンピオンののジェームス・ハントの弟デビット・ハントが率いる「Team Lotus Ventures Ltd」から使用権を譲り受けて、「チーム・ロータス」を名乗ると発表したことで、ライセンス元の「グループ・ロータス」と名称権をめぐってモメることになってしまいました。ついに「グループ・ロータス」はロータスの名称権のライセンスを取り消してしまいました。
その後、ルノーとグループロータスは提携することになり、ルノーの肝スポンサーがロータスになることになりました。つまり、「ロータス」を名乗るチームが2つ出現してしまったのです。しかも来季のカラーリングをJPSと最初に行ったのはトニーフェルナンデスの「チームロータス」の方でした。その後チームロータスは来季も今年と同じグリーンとイエローのカラーリングを継続すると発表しています。
この名称件問題は、法廷闘争にもち込まれることになりました。さてどちらが勝利をおさめるのか、競争はサーキットの中でやってもらいたいところですね(笑)。個人的には「チーム・ロータス」来季のエンジンが(ルノーを使うつもりだったので)コスワースとは契約を解除しているてんです。つまり今のところ使うエンジンがありません(笑)。
グループ・ロータスとルノーF1が提携を発表(ESPN F1)
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