SSブログ

ひさびさにS浦先生の「人材・組織」を聴講 [MOT after Graduation]

 ひさしびりに早稲田大学を訪れました。S浦先生の「人材・組織」を聴講するためです。在学中にS浦先生の授業を受けたのは2007年の秋ですから、もう2年半も前の事になります。なぜそんなに久しぶりに来るのかといえば、ゲストの方の講演会が授業の時間を使ってあるからなんです。

 今日のゲストは外資系飲食店のチェーンの社長をされているE田さんです。E田さんは「社長業のプロ」を標榜されていて、今の会社に移る前にも複数の会社の社長を経験されています。E田社長の簡単な経歴をご説明すると、某自動車会社在籍中にアメリカへMBA留学されています。そのときにTOEICの点数が最初はかなり低かったそうですが、そこから3年間で留学可能な得点までキャッチアップされたのはすごいと思います。そのコンサルティング会社に転身された後、今度はゲーム会社の社長に就任されます。そこでいつかの改革を成し遂げた後、今度は、外資系の化粧品会社の社長に就任されます。ここで社内風土の改革に取り組まれ結果として化粧品会社の日本法人の売上を3年間で倍増することに成功し、その功績を評価されて現在の会社に2010年4月から今の会社で代表取締役社長を務められています。

以下質疑応答です。

Q:なぜ自動車会社に新入社員だったことから社長になりたいと思ったのか?

A:目標を高く設定したかったから。しかしその会社には当時誰に聞いてもミッションとバリューを教えてもらえなかった。

Q:将来会社を目指すのなら小さい会社の社長でもやった方がいいのか?

A:絶対その方がいい。副社長と社長の間は大きい。自分で会社を作っちゃうのも手。

Q:社長をやる際に大切にしていることは?

A:会社のことを一番思っているつもり

Q:社員のモチベーションを維持するにはどうしたら良いか

A:モチベーションを上げないと行けない会社のほうがおかしい。しかし従業員すべてをハッピーにすることは出来ない。社長は恨まれる商売。

 最初から社長になろうと思っても、実際はなかなか社長にはなれないものです。それを実践しているE田さんは本当にすごいと思いますね。私が感じたのは、好きなことと仕事を一致させる、すなわちE田さんの場合、社長になりたい気持ちを実現するとうことが、人生に満足出来る道なのかも知れませんね。例えば社長になれなくても、会社の中で満足出来る実績を築きあげることができれば、それはそれで良いことだと思いますしね(笑)。


nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

nice! 2

コメント 2

費用対効果の見直し

いつもブログを見るのを楽しみにしています☆これからも楽しく読ませて頂きますね(*^_^*)
by 費用対効果の見直し (2011-01-30 21:17) 

Peugeot

「費用対効果の見直し」さん、

コメントありがとうございます。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
by Peugeot (2011-01-31 02:18) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0