Not National but Panasonic ? [MOT in School M1]
報道発表から少したっていますが、松下電器産業が社名を変更するそうです。20年くらい前にはやったCI(Corporated Identity)という奴でしょうか、NEC(日本電気)やヤマハ(日本楽器製造)、他にはケンウッド(トリオ)等があります。「何故いまさら」という気がしますが、過去の遺産と決別するのは大変なんだということなのでしょうか。
会社のリリースによると、「社名とグローバルブランドを統一する」とありますが、元々海外は「Panasonic」ですから、今回の変更の趣旨は国内ということなのでしょうか。確かに国内で「ナショナル」と「パナソニック」は同じ会社のブランドとは分かっていても、「ナショナル」と聞けば、「日立」、「東芝」、「三菱」、「三洋」と比べてしまいますし、「パナソニック」と言われれば、「ソニー」、「パイオニア」、「日本ビクター」、「キャノン」とついつい比べてしまいます。それにしても以外だと思ったのは、売上の海外と国内の比率が「50:50」なのだそうです。電機メーカーでは一般的に「70:30」位の比率の企業が多いので、松下電器としては余計に国内のブランドイメージが気になる、ということなのでしょう。ブランドを切り替えるときは多大なコストが発生しますが、新生「パナソニック」は元を取るのでしょうか...。
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