SSブログ

Ted 2 [Movie/drama]

ted-2-dance.jpg

 待望のTed2を公開2日めに見に行ってきました!前作は公開時にはその良さがわからず見に行かなかったのですが、後にBDを購入して見たらあまりにも抱腹絶倒だったので、次回作は楽しみにしていたわけです。こちらなんとR15+(15歳以上)映画ですが、比較的幅広い世代の観客が映画館に集まっていましたね。ちなみに本日は桜木町のブルク13のレイトショーで鑑賞です。 

 ブラックジョークたっぷりで楽しく見終わる事が出来ました。ストーリーは、前作でスーパーのキャッシャーの同僚と結婚したクマのぬいぐるみテッドは、マンネリ化した結婚生活を克服するために、子供を作ることを決心しました。ところがどう考えても人間と同じような方法では子供を作ることが出来ないテッドは、奇想天外な行動をとりつつも現実解を探すのでした。紆余曲折の結果、結局養子を取ることになったのですが(当たり前?)、そこで今更ながらテッドは人間じゃないので、養子縁組は不可となってしまい、今度は人権を獲得する戦いを始めることになるわけです。

 いろいろなところに散りばめられているギャグはアメリカ人じゃないとわからないものも多々ありましたが、それでも笑える部分は数多く残っていましたね。しかしこの映画、あまりにも差別的な表現が多く、「原作者は差別主義じゃないか」とさえ思えてくるくらいです。確かに物語の舞台はボストンであり、保守的で未だに人種差別が残るとされている地域です。ボストンに留学した日本人の苦労話も少なくないようです。

 テッドも妻も、親友のマーク・ウォールバーグも決して職に恵まれているわけではありません。それにテッドにつく弁護士もモーガン・フリーマンが演じたりして、これも象徴的な感じです。唯一、テッドを最初に弁護するする弁護士の娘でヤンチャな弁護士、アマンダ・セイフライドの立ち位置がやや微妙ですね(汗)。

 でも、わざわざ差別主義の映画を作るのはなぜなのでしょう。実は原作者は差別に批判的で、アメリカの差別の実態を明らかにすることで、差別を撲滅しようとしているのではないでしょうか。この作品もちゃんとハッピーエンドで終わってますし、そういう意味では、半差別主義の映画、ということでいいのでは無いかと思います。ところでTed3ってあるんですかね(笑)。 




nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0