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F1 GP 2011 Rd.15 Japanese GP [-F1]

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 10/9に鈴鹿サーキットで開催されたF1 GP Rd.15日本GPはマクラーレンのJバトンが優勝したものの、3位に入賞したレッドブルのSベッテルが残り4戦でドライバーズワールドチャンピオンを獲得しました。ちなみに2位はフェラーリのFアロンソでした。メルセデスGPのMシューマッハーは6位入賞、ザウバーの小林可夢偉はチームのレギュレーションの解釈が功を奏して7番グリッドを手にしたものの、スタートで車がアンチストールモードに入ってしまって満足が加速が得られず5グリッドダウンしてしまい、これが原因となって13位完走にとどまりました。

 可夢偉はさらにセーフティーカー導入時に緊急ピットインを行っていますが、元々予定したピットインのタイミングと遭わず、入賞のチャンスを失ってしまいました。一方同僚のS・ペレスは、可夢偉とは違う作戦を取って8位に入賞しています。今回の小林可夢偉のスタート失敗ですが、原因はどうやら本人では無くチーム側にあったようです。確かに鈴鹿のスタートは下り坂なので、以前より難しいとされていました。1988年の鈴鹿でマクラーレンホンダのAセナとロータスホンダの中嶋悟がスタートでクラッチミートを失敗してエンストしたのは有名な話ですよね。

 現代のF1はクラッチミートでドライバーが関与する部分はありません。ギアのニュートラルポジションでエンジンの回転数まで上げてから、クラッチをつないでスタートするそうです。一般にオープニングラップからスタートグリッドに車を止めてスタートを待っていると、タイヤがどんどん冷えてしまってグリップを失ってしまうので、それに合わせてクラッチをつなぐ際のエンジン回転数を調節する必要があります。

 回転数はチームから指示されるので、ドライバーが決めているわけではありません。ザウバーはいままでは10位グリット前後がベストグリッドなので、今回の鈴鹿のように7番グリッドになった時のノウハウがどうも無かったようなのです(泣)。つまり「もっとタイヤが冷えていると思ったら案外グリップして、エンジンのトルクが負けてしまいアンチストールモードに入った」となるわけですね。

 しかし来年もSベッテル×レッドブルはこの調子なんですかねえ(汗)。

F1GP2011Rd15Japan.jpg 

 


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