Sony New VAIO P

　ソニーのVAIO Pが新型になりました。初代のVAIO Pが2009年のWCES会場で鮮烈なデビューを飾ったのが当時現地へ出かけていた私には印象的だったのですが、それが1年半経ってフルモデルチェンジを迎えたわけです。外観は余り変わっていなように見えますが、スペックは若干アップデートされています。

　CPU：Atom Z560（2.13GHz）、Z550（2GHz）、Z530（1.60GHz）（店頭モデルはZ530のみ）。ストレージ：SSD256GB、128GB、64GB、HDDは設定なし。メインメモリ2GB（増設不可）、ディスプレイ：液晶8inch（1,680×768ドット）。その他通信ユニットはワイアレスWAN、GPS、WiMax搭載可能です。

　外装カラーの設定は、ずいぶんと華やかになりました。初代VAIO Pのユーザーは30～40代の男性ユーザーがメインだったそうです（汗）。若年層の女性に訴求するためなのか、↑のブラック（ソニスタ限定）の他にオレンジ、ピンク、グリーン（ソニスタ限定）が設定されています。今回はなんとブラッククロコダイルの外装もあります（笑）。

　新しく設定された機能は、PS3のリモートプレイ機能と、液晶ディスプレイの両サイドにタッチパッドとタッチパッドを追加して両手持ち時の操作性を改善。さらに電子コンパス、照度センサー、加速度センサーを搭載。だんだんiPhone化しているような気がします（汗）。画面が広くても（1,680×768ドット）、字が小さくて見えないとユーザーから言われていたディスプレイは、出荷時の文字フォントを96→120dpiへ変更し、解像度もワンタッチで1,280×600ドットで変更可能になりました。

　個人的にはCPUが早くなっているのがポイントだと思います。メインバッテリーの容量も増えているので（2,100→2,500mAh）、稼働時間も伸びています（4→5.5h）。これんならそろそろ買ってみいいかも知れませんね（笑）。VAIO Xとどっちがイイのかちょっと迷いどころです。

個人向けVAIOパーソナルコンピューター「Pシリーズ」新商品発売のご案内（ソニー プレスリリース）