SONY VAIO Wシリーズ [-Vaio]
ソニーはVAIO Type-Pで突っ張ってネットPCカテゴリーには参入しないのかと思ったら、あっさり参入してきました。それも最後発で（笑）。 パッと見、VAIOらしい特徴は余り見受けられません。強いて言えば、1,366×768ドット表示可能なディスプレイ（ネットPCのスペックは1,024×600ドット）と、VAIO Type-Pから移植したキーボードくらいです。別に薄いわけでも、特に薄いわけでもないただのネットPCをソニーはどのように売っていくつもりなのでしょうか。さすがちょっと心配になってきたりします（笑）。
Vaio Owner Madeでは59,800円から選べるようになっていましたが、選択肢の狭いこと狭いこと（笑）。CPU、メモリ、LCD共に変更不可です。変更できるのはボディカラーとバッテリーの容量と、あとはMicrosoft Officeのグレードくらい。Vaio Owner Madeなのに、英語キーボードも選択できません（泣）。海外のODMメーカーにバッチで発注してコストを下げているのでしょうか。それだと確かに↑位のバリエーションしか用意できないかもしれません。
ソニーがネットPCに参入したのも、ネットPCの国内シェアが上がって存在感を増しており、参入せざるを得ない状況だったのかもしれません。たまたまPC Watchに記事が掲載されていました。
ネットブックの拡大でソートPC販売金額が12.5%減、BCN調べ
株式会社BCNは9日、全国の主要量販店の実売データを基にした「BCNランキング」における2009年6月までのノートPC市場の分析結果を公開。最新データで販売金額が12.5％減と2桁の減少になっている。（2009.7.9, PC Watch）
BCNランキングにはノートPCメーカーのシェアも掲載されており、第1位 東芝（19.9%）、第2位 富士通（17.8%）、第3位 NEC（15.8%）、第4位 ASUSTek（8.4%）、第5位 ソニー（7.7%）です。東芝が1位というのと、Panasonicがランクインしていないのが意外ですが、東芝はネットブック参入済で反対にランク圏外になったPanasonicはネットブックのラインアップがないせいなのでしょう。
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