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SONY Walkman X Series [-Sony]

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 Las  Vegasで開催されたCES(Consumer Electronics Show)でもソニー・ブースで参考展示された、Walkman X Seriesが国内でも正式に発表になりました。ソニーのニュースリリースによると、主な特徴は↓の通りです。

1.フリデジタルアンプ"S-Master"など高音質再生を実現する6種類のデジタルクリアオーディオテクノロジーを採用

2.3.0型ワイド有機ELディスプレイ搭載による高画質な動画・静止画再生

3.タッチパネル操作&ボタン操作を両立するハイブリットオペレーション

4.無線LANを搭載し、インターネット接続に対応

5.ワンセグTV、FMラジオ、マルチコーデック対応などの高付加価値機能を搭載

1.の、6つの「デジタル・クリア・オーディオ・テクノロジー」に含まれるデジタルノイズキャンセル機能が魅力です。これは音声信号処理のフルデジタル化により実現した機能ですが、これによりアナログノイズを低減し、従来アナログ式のノイズキャンセリングでは75%だった騒音低減率が、デジタル化によって98%へ改善されるそうです。デジタル式は他にヘッドフォン単品のMDR-NC500Dがありますが(ノイズ低減率99%!)、値段も高くて、ヘッドフォン本体の価格でウォークマン本体が購入出来てしまいます(汗)。

SONY ノイズキャンセリングヘッドホン MDR-NC500D

SONY ノイズキャンセリングヘッドホン MDR-NC500D

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • メディア: エレクトロニクス

 

 

 ですので、デジタル・ノイズ・キャンセリングの機能だけで十分元が取れるというわけです(笑)。操作系はiPhoneを意識してか、タッチパネルが採用されました。しかし、操作性を改善する為に、操作ボタンを意図的に残しているところがソニーらしいと思います。他に無線LANも標準搭載され、ブラウザもインストールされているので、WEBサイトの閲覧に加えて、PC無しで直接Podcastファイルをダウンロードすることが出来るようになります。いままでWalkmanでPodcastを利用する為には「Media Manager for WALKMAN」を利用していましたが、これで随分便利になるはずです。ただ、Bluetoothの搭載が見送られたのは残念ですね。もっともデジタル・ノイズ・キャンセル(マイクから拾った外部音の本体へのフィードバックが必要)とかワンセグTVのヘッドフォンアンテナとか、有線がないと機能が成り立たない部分もありそうなので、これは仕様が無いかもしれませんね。

 ハードウェアの特徴以外で目に付いたのは、5.の中にさりげなく書いてある、「ドラッグ&ドロップ転送対応」です。これで本体に添付される「Sonic Stage」を利用しなくてもWindows上で簡単にファイルをコピーすることが出来ます。つまり、iTunesで音楽ファイルを管理していても、ファイルが格納されているフォルダをWalkmanへドラッグ&ドロップすればコピー可能になるので、私のようなiTunesユーザーにはうれしい話です(笑)。久し振りに欲しいと思えるウォークマンだと思います。今年の夏に発表されるiPhoneと比較してみたいですね(笑)。

独自のデジタルオーディオ技術で原音に近い音楽再生を実現 高音質・高画質技術を結集した”ウォークマン”Xシリーズ登場(ソニー・プレスリリース)


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