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The Lords of 52nd Street/Legends of the Billy Joel Band [-Billy Joel]

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 先日記事にした、ビリー・ジョエルの「She's Got a Way」のライブアルバム「Songs in the Attic」に収録されたバージョンのプロモーションビデオがYoutubeに無いかと探していたときに(結局見つかりませんでした)、デビットクラークというビリー・ジョエルのトリビュートバンドをやっているアーティストを見つけたんです。その彼が、ビリー・ジョエルバンドの旧メンバーが結成したバンドでゲスト参加しているというのでびっくりしましたよ(笑)。

TheLords_of_52ndStreet.jpg

 そのバンドの名前は、「The Lords of 52nd Street」、「52番街の帝王」といったところでしょうか(笑)。レギュラーメンバーは、↑の写真の左から、リッチー・カナータ(Sax)、リバティー・デビート(Drums)、ラッセル・ジェイバース(Guitar)で、これにデビット・クラーク(Vocal, Piano)が52nd Street Orchestraとして参加してます。

DavidClerk.jpg

 コチラがデビットクラークですが、声も一部似てますし、ルックスも最近のビリー・ジョエルに似ているので笑えます(笑)。彼のバンドのツアー名が「Song's in the Attic」だったので、ワタクシの検索にヒットしたのでしょう(笑)。

BillyJoelBand.jpg

 1977年当時のビリー・ジョエル・バンドの面々です。左からリバティ・デビート、ダグ・ステッグマイヤー(Bass、1995年没)、ビリー・ジョエル、そしてリッチー・カナータです。皆さんお若いですね(笑)。

 ところでオリジナルのビリー・ジョエル・バンドになぜビリー・ジョエルが参加していないかですが、実はビリー・ジョエルとバンドメンバーはなんとケンカ別れをしています。ビリー・ジョエルとしてはバンドメンバーをミュージシャンとして厚遇してきたつもりでしたが、一方バンドメンバーからしてみれば、「一緒に曲を作った仲間」という認識だったので利害が対立、著作権料の支払いを求めてバンドメンバーが訴訟を起こしていたりしておりました(現在は和解済)。この辺りはビリー・ジョエルの自叙伝に詳しいです。ですので、ビリー・ジョエルがこれに参加するのはちょっと気まずいと思いますよ(汗)。

 Youtubeにライブの動画があったので早速聞いていましたけど、やっぱりビリー・ジョエル・サウンドそのまんまでうれしいですね(笑)。もちろん、新曲をやっているわけではないので、当たり前といえば当たり前ですが、ビリー・ジョエルのピアノ以外でバンドの特徴的なリッチー・カナータのサックスとリバティー・デビートのドラムがあるわけですから、ある意味本物以上に本物ですよ(笑)。

 ちなみに、最後のオリジナルメンバーを解雇したビリー・ジョエルは、ミュージカル「Movin' Out」でドラムを担当したチャック・バーギをバンドに加盟させています。またリッチー・カナータの後任のマーク・リベラは一時ビリー・ジョエル・バンドを脱退していましたが、現在では復帰しています。


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