Onyx F1 1/43 - Tyrrell 019 Nakajima [-F1]
最近すっかりミニカーコレクターになってしまったワタクシですが(笑)、どうしてもゲットしたいミニカーをヤフオク!で見つけてしまって、気がついたときには落としていました(笑)。今回ゲットしたミニカーはF1の「ティレルフォード019DFR」です。日本初元F1レギュラードライバーの中嶋悟さんが参戦4年目の1990年のシーズンに乗っていたクルマです。意外とこのミニカーが見つからなくてワタクシは結構苦戦していたのでした。
ティレルというと、往年のF1ファンの方はあの6輪タイレルP34を思い出す方も多いかもしれません。レギュレーションで禁止されているとはいえ、今見ても斬新なクルマだと思います。
1990年のアメリカフェニックスの開幕戦では、昨年型のTyrrell 018で中島悟さんのチームメイトのJアレジがマクラーレン・ホンダのAセナを相手に優勝争いを繰り広げた結果2位表彰台を獲得しました。さあ、今シーズンは面白くなりそうだと思っていたら、
第3戦のサンマリノGPで実戦投入されたTyrrell 019を見てビックリ、当時一体何が起こったのかワタクシすぐ理解できませんでした(汗)。GP Car Storyによると空力開発のJクロード・ミジョーさん発案でフロントノーズを持ち上げて車体の下に風を送ると大きなダウンフォースが発生するのだそうです。今あらためて見直すと、018もフロントウィングの取り付け位置が少し高いようですね。
当時ワタクシは、「フロントウィングをつないだほうがダウンフォースが出るんじゃないの?」と思っていましたがそうではないようです(笑)。以降最近レギューションでハイノーズが禁止されるまで、F1の全チームがこのトレンドに追従したのは皆さんご存知だと思います。というわけでワタクシの記憶に残る1台となりました。
当時の戦績は、1990年が中嶋悟さんが、Rd.12モンッアとRd.15鈴鹿で6位入賞、JアレジがRd.3で6位、Rd.4モナコで2位表彰台を獲得しています。当時はグッドイヤーとピレリのダイヤ戦争が勃発中で、予選の一発が速いピレリに対して決勝ではグッドイヤーにアドバンテージがあったことは無視できないでしょう。ティレルはピレリタイヤを使用していました。
アンヘドラルウィングもきちんと再現されています。
GP Car Story vol.04 ティレル019・フォード (SAN-EI MOOK)
- 出版社/メーカー: 三栄書房
- 発売日: 2013/06/07
- メディア: ムック
京商 1/64 Tyrrell ティレル F1 ミニカーコレクション 019 No,4 1990 ジャン・アレジ
- 出版社/メーカー: 京商
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京商 1/64 Tyrrell ティレル F1 ミニカーコレクション 019 No,3 1990 中嶋悟
- 出版社/メーカー: 京商
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