F1 GP 2012 Rd.12 Belgian GP

　9/2にベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで開催されたF1 GP第12戦2012 ベルギーGPはマクラーレンメルセデスのJバトンがポール・トゥ・フィニッシュで今期2度目の優勝を飾りました。2位は予選12番手から上がって来たレッドブルのSベッテル、そして3位はロータスのKライコネンでした。通算300戦目をここベルギーで迎えたメルセデスGPのMシューマッハは、予選13番手でスタートし、一時3番手を走行したもののタイヤが持たず2ストップせざるを得ず7位入賞にとどまっています。 

　ザウバーの小林可夢偉は自己ベストの予選2番手のフロントローからスタートしましたが、スタートの時に持病のクラッチトラブルの為にホィールスピンが収まらず出遅れてしまいます。さらに追い打ちをかけるようにロータスのRグロージャンとマクラーレンのLハミルトンの接触で前に飛び出してきたLハミルトンに押し出されてサイドポーンツーンを大破してしまいます。13位で完走こそしましたが、予選2位の獲得したパフォーマンスはすでに失っていました（泣）。クルマはかなり良いようなので次戦に期待するしかありませんね。

　クラッシュの原因はRグロージャンがLハミルトンの車に幅寄せをして、行き場を失ったLハミルトンと接触してしまったために起こりました。Rグロージャンの車はザウバーのペレスに追突して宙を飛んでフェラーリのFアロンソの頭をかすめてフェラーリに接触しました（汗）。これでRグロージャンは1戦の出場停止と5万ユーロの罰金を受けました。一方ウィリアムズのPマルドナードはジャンプスタート（笑）とフォース・インディアのNヒュルケンベルグとの接触のペナルティで次戦10グリッド降格です。これでF1界の暴れん坊2名がベルギーGPで処分を受けてしまったわけです（笑）。