【ネタバレ】山下達郎 シアター・ライヴ PERFORMANCE 1984-2012

　楽しみにしていた山下達郎さんのシアターライヴに先日行って来ました。本当は公開初日の土曜日にいこうとしたのですが、上映館の横浜ブルク13のオンライン予約サイトで混雑状況を見ると、良い席はほとんど一杯です。オンライン予約なら翌日の席も確保できるで、日曜日の予約を取ってしまえば良かったのですが、前売り券は映画館のカウンターでないと席の予約が取れないんです（泣）。というわけで空いていそうな平日を狙って火曜日に行って来ました。でもそこそこ混んでいましたよ。 

記念にパンフでも買おうかと思ったらなんと、もともと無いそうです（泣）。なんとも達郎さんらしいところです。 

チケットを見せて中に入ると途中の通路でしっかりとベスト盤の宣伝がありました（笑）。予約はマストですな。 

　最近の映画館の音響は良いとはいえどんなふうにするのかと思ったらスクリーンの両端にPAが積んでありましたよ（汗）。なるほど、これならそこそこ期待できるかも。でも最初劇場内の宣伝が始まった時に余りにも音のバランスが悪くて（声の帯域を持ち上げすぎ）でちょっと引きましたけど（汗）、コンサートの音に切り替わったらそんなことはなくまるでコンサート会場にいるような音響を楽しむことが出来ました。山下達郎さん御自ら映画館の音響を確認（新宿バルト9）されているそうです。

　1曲めにいきなり大好きなSparkleをしかもその曲が生まれた時代のテイクで始まるなんていきなり感動ですよ。最初の5曲が'85-'86のテイクでどの曲が忘れましたけど奥様の竹内まりやさんがバックボーカルで参加していましたね。その後'90年代のテイクが2曲あって、残りは2010年以降のテイクでしたね。'80年代の映像は当然NTSCで録画されているはずですが（ベータカムかな？）、映像処理がうまいせいなのか達郎さんのアップの映像でもぼけた感じがしなかったのはいいですね。

　私は一昨年の2010年に神奈川県民ホールで達郎さんのライブを見ていますが、#11の「今日はなんだか」はきっと私が見に行った時のテイクじゃないかと思います（笑）。他に神奈川県民ホールのテイクは2曲ありますけど、知っている場所でもしかしたらそこに自分がいたかもしれないっていうのは想像しただけで楽しいですよ（笑）。

　1回のコンサートの演奏時間が2時間を優に超える達郎さんなのに、映画の上映時間が約90分で収録曲が限定されてしまったのは残念ですね。ライブならではの「Loveland, Island」、「Ride On Time」、そして「アトムの子」は聞けましたけど、みんなでクラッカーを鳴らす「Let's Dance Baby」や「潮騒」が聞けなかったのは残念でした。でも大好きなそして私のカラオケの18番でもある（笑）、「さよなら夏の日」で映画が締まったのは良かったと思いました。BDは発売しないそうですけど、せめてTVで一回くらいはやってもらえないものでしょうか＞山下達郎様（笑）。 

 

 

山下達郎 シアター・ライヴ PERFORMANCE 1984-2012 曲目リスト(ネタバレ)