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LIVE at SHEA STADIUM: THE CONCERT/Billy Joel [-Billy Joel]

Live at Shea Stadium

Live at Shea Stadium

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2011/03/08
  • メディア: CD

 待ちに待ったこのアルバムがついに発売になりました!Billy Joelの「Live at Shea Stadium」です。2008年にMLBのニューヨークメッツの本拠地、シェイ・スタジアムが老朽化に伴う取り壊しの前の最後のコンサートとしてBilly Joelが2日間に渡って登場です。何でも2日間で合計11万枚のチケットがたったの45分で売り切れになったのだとか(汗)。

 実はこのCD、DVDやBD等いろいろあるのですが、私が購入したのはCD2枚組とDVD1枚が付いた輸入盤です、Amazonではregion code 1だから、日本では再生できないかも知れないと脅されましたが(日本はregion code 2)、近所のレコファンで現物を確認するとなんとregion code 0と書いてありましたよ(爆)。それって何?って感じですけど、どこでもかかるって意味なんですかね(笑)。

 Angry Young Manのイントロのピアノの速弾きから始まって、My Life, Summer, Highland Falls, Everybody Loves You Now, そしてZanziberと初期の比較的地味めな選曲でマニアックなファンを喜ばせた後に、New York State of Mindに突入です。ここでなんとゲスシンガーのトニー・ベネットが登場です!70歳を過ぎているのいビリー・ジョエルよりも張りのある声で熱唱されていましたよ(笑)。その後はThe Nylon CurtainからAllentownです。この日にサックス奏者としてビリー・ジョエルバンドの最後の一人であるマークリベラが'82年のナイロンカーテンツアーの時に鉄パイプをハンマーで叩いてイントロの金属音を出していたのが思い出されますね♪

 その後はThe Ballad of Billy the Kid, She's Always a Woman, そしてGoodnight Saigon(今はホーチミンですな)です。以前ミュージカルでMovin' Outがあったせいかどうかはわまりませんけど、The Ballad of Billy the Kidではストリングスの楽団が出てきたりとか、Good Night Saigonでは、アメリカ軍人が軍服でコーラスを担当するとかしていましたね。その次の曲は私がBilly Joelの曲の中でTop5に入る名曲、Miami 2017です!この曲ってアメリカ滅亡の様子を歌ったSF的な歌なんですけど、でももうすぐ2017年ですよね(汗)。その次はアメリカのカントリー歌手ガースブルックスのボーカルでShamlessです。そのまた次はなんとギタリスト、ジョン・メイヤーのギターでThis is the Timeです。初めてライブで聞いたと思います、この曲。丁度浪人時代の暗い時に聞いた曲なのでよく覚えていますよ。

 さて後半戦はKeeping the Faithです。あの大ヒットアルバム、イノセントマンの最後を飾る、他のオールディーズ調の曲目とは趣を変えた曲調ですね。そのつぎはいや~渋い、Captain Jackです。Billy Joelがマイナーからメジャーに進出するきっかけになった曲です。ちなみに曲目自体は麻薬の売人を扱った曲ですけどね(汗)。娘のアレクサ・レイの子守唄、Lullbye(Goodnight My Angel)の次は、The River of Dreamsですが、途中にThe BeatlesのA Hard Days Nightを演奏したりして、その後の展開を期待させますよね(笑)。

 グランドピアノがエレベーターで舞台からいなくなったかと思うと、なんとBilly Joelがギターを担いでWe didn't Start the Fireです。この曲ってなんだかチュニジアから始まった今の世界情勢を表しているようで感慨深いですね。その後はYou May be Rightですが、Billy Joelはピアノの前に座って歌っています(笑)。久しぶりのScenes from an Itarian Restaurantの聞いて懐かしいなと思った後はOnly the Good Die Youngです。この曲聞くと、この後はアンコールなのねと思っちゃいますね。

 怒涛のアンコールに入ると、The BeatlesのI Saw Her Standing ThereでいきなりSir Paul McCartneyの登場です!!さすがPaul、曲ほとんど一人で歌っちゃいましたね(笑)。Take Me to the Ball Gameの次にようやくPiano Manです。やっぱりこれがBilly Joelを代表する曲になるのでしょうか。そう言えば昔のFM放送では、Piano ManとJust the Way You Are、The Stranger、そしてHonestyばかりかかっていましたよ。最後は再びPaul MaCartneyが登場してLet It Beです。Billy Joelがバックコーラス担当です(笑)。こうしてThe Beatlesが開いたShea StadiumをBilly Joelが閉じたのでした。最後はまたPaulが歌っていましたが(汗)。この他、ボーナストラックでスティーブン・タイラー、ロジャー・ダルトリー、そしてジョンクーガーメレンキャンプのパフォーマンスも楽しむことが出来ます。

 今回のライブは定番の曲はほとんど演奏していなかったですね。The Stranger, Honesty等日本でヒットした曲はともかく、Movin' Out, Just the Way You Are, Big Shot, It's Still Rock and Roll to me, Pressure, An Innocent Man当たりもやってくれると良かったんですけど(泣)。同じ年に来日したときのセットリスト比べるとずいぶんと異なっていましたね。 しかしDVDを見ていると、若くてきれいなアメリカ人女性が多いこと!ビリー・ジョエルの女性ファンを見ていると小田和正のファンを彷彿とさせますね。クリスマスの誓いなんかをTVで見るとすごいですよ、ほんとに(爆)。

THE LAST PLAY AT SHEA / Billy Joel(過去記事)

BILLY JOEL JAPAN TOUR 2008(過去記事)

Billy Joel in Tokyo Dome(過去記事)  


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