Space Battleship ヤマト [Movie/drama]
キムタク主演のヤマトを今日見に行ってきました。場所はいつもの109シネマ横浜みなとみらいです。一番大きいシアターでしかもレイトショーなのにも関わらず、関内はそこそこの入りでしたね。それと観客がキムタクファンよりもおそらくは第1作のヤマトのTV放映を知っているくらいの年代の方々が多数いらっしゃるのが印象的でした(笑)。
順不同ではありますが、感想をちょっと書いてみます。
1.アナライザーがロボットの形ではなくポータブルコンピュータのようだったが途中で戦闘機コスモゼロに装着されてまるでスターウォーズのR2D2のようになった。その後ロボットとして登場するシーンがあるが、従来のアナライザーとはだいぶイメージが異なってショックだった。
2.第3艦橋がやっぱり落ちた。そもそも構造上の問題があると思う。それとヤマトってどうやって重力を発生しているのだろう?
3.大まかなストーリーは概ね第一作を踏襲しているが、シーンごとに見ていくと第1作と第2作を足して2で割ったような感じ。アニメの時もそうだったが、無理やり1本の映画に押し込んでいるのでストーリーを追っているのが誠意いっぱいのような感じがする。ということはつまり全体のストーリーは無視してシーンごとに「あれはこのシーンを持ってきている」と感動して見る見方が正解か。
4.とにかくメインの役者以外の演技が下手。これだけで一気に引いいちゃいますね。
5.最後のシーンで波動砲が発射できない理由を逆手にとって決着をつけようとするが、なぜ波動砲を修理しない?
6.今時乗組員が全員日本人なのはちょっとどうかと思う。
7.佐渡先生が原作の男性から高島礼子になっていいたが、女医さんのイメージだけで決めていないか。是非とも西田敏行にやってもらいたかった。機関長の職人的な演技ができる役者は他にもいる。
8.キムタク古代はあれはあれでいいと思う。真田役の柳葉敏郎はギリギリセーフ。
9.デスラー役とスターシャ役の声優さんがオリジナルと同じなのは良かった。でも青い顔のデスラー総統に和えなかったのは残念。この辺の設定が結構オリジナルと変わっていて驚いた。
10.森雪役が黒木メイサだったが、これが元々の配役の沢尻エリカだったら説得力はあったのか、とても戦闘機を操るとは思えないが。
いずれにせよVFXとか結構頑張っているので、純粋に娯楽大作として鑑賞することをおすすめします(笑)。
コメント 0