2009 International CES訪問記-その7(SONY編) [--Las Vegas]
ここからメーカー別にまとめてレポートしたいと思います。第1回目はソニーです。ソニーのブースには午前中にたどり着いたのですが、他のメーカーのブースは比較的余裕があったにも関わらず、ソニーのブースは既に大混雑でした。アメリカ人のソニーに対する期待が良く表されていたなと思います。展示の中心は液晶TVのBRAVIAでしたが、今回最も注目を集めていたのは、なんと言ってもVAIO Type-Pです。アメリカではVAIO P Series Lifestyle PCとして展示されています。最初何の人だかりがあるのかと思っていたら、
VAIO Type-Pの展示ブースでした(笑)。他の時間帯にもこのあたりにいましたが、メディアのカメラが殺到していたのが印象的でした。
ちょっと指紋がベタベタついています。クリーニングクロス必要かも(笑)。裏側は↓こんな感じです。
デカバッテリーにしないとすっきりフラットになります。このType-Pには専用のキャリングケースが用意されています。
革製のケースが欲しいなと思いました。液晶の表示はやはりかなり小さいので、Windows Vistaの文字フォントを大きくする必要があるでしょう。またキータッチは合格レベルです。公称キーピッチ16.5mm、キーストローク1.2mmですが、それを感じさせることはありません。アイソレート型のメリットが出たキーボードだと思います。帰国したら早速注文したいモデルですね。ヨドバシでオーナーメイドで注文するとヨドバシポイントが付くのでしょうか?ちなみにオーナーメイドでシミュレーションしてみたら、私の組み合わせでは、114,800円だそうです(笑)。ネットブックと比較できる価格ではありませんね(笑)。
サイバーショットの新製品は、DSC-G3が出品されていました。G Seriesは撮影時に引き出して使用するタイプで携帯性を向上させています。それがG3にも継承されています。
新しい機能は、無線LANを搭載して、カメラ本体で画像のアップロードが可能です。またブラウザも搭載しているのでWEBの閲覧も可能です。カムコーダーも同様の製品としてWebbie HDも展示されていました。
WALKMANの新機種は2機種展示されていました。一つはタッチパネル付き3inch有機EL、デジタルノイズキャンセリング搭載のX Seriesとヘッドフォン一体型のW Seriesです。X Seriesのデジタルノイキャン搭載にはそそられます。なんとかiTunesに対応していただけないのでしょうか(笑)。
iPod向け製品です。ソニーが出しているのも変な感じですが、それだけiPodがアメリカでは普及しているということなのでしょう(笑)。しかしオーディオはホームシアターかiPodの周辺機器の両極に収束していく様な印象を受けました。iPodに収録された曲をワイヤレスで複数のサテライトスピーカーへ配信するシステムまであります(欲しい!)。
カーエレクトロニクスは、PNDを除いて国内からは撤退していますが、アメリカでは販売を継続しています。国内で発売しても売れそうなデザインですね。
PNDの「nav-u」はアメリカでは3機種展開しています。国内のモデルと大きく異なるのが、iPod対応、Blutoothを搭載している機種があることです。これは是非国内でも販売して欲しいですね。
技術発表で面白かったのは曲がる有機ELフィルムです。映像を映しながらフィルムをグニャグニャ曲げるデモやっていました。動画でどうぞ(笑)。
TVは秋冬のラインアップを発表済みなので、これと行った新製品はありませんでした。唯一省電力タイプの液晶パネルを搭載したモデルがあったくらいです。有機ELは従来の11inchと27inch(試作)に加えて、20inchモデルを技術発表していました。
今年のソニーの新製品も期待できそうですね。
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