2009 International CES訪問記－その6（CES見学初日編） [--Las Vegas]
翌日になりました。昨日は早々に寝てしまったためにろくに夕食もとれずおなかがメチャクチャ減っています。今度こそはちゃんと食事をしようと、1Fのビュッフェへ向かいます。ビュッフェ形式なので入り口で先に会計をしますが、このときに「Picture ID」、つまり写真入りの身分証明を求められたのには驚きました（汗）。パスポートを携帯していなかったので、困ったあげくに運転免許を見せて、「Driver's Licecnce in Japan」と言ったら、会計のおじさんは苦笑いしながら許してくれました（笑）。料理を眺めると、いわゆる「American Breakfast」だったので特に変わったものはありませんが、デフォルトでコーヒーのポット（アメリカンコーヒーでした）が出てきて、他の飲み物はその場で注文するシステムでした。一応おかわりも出来るようです。でもこれで15USD近くするなんてちょっと凹みます（泣）。山盛り一杯のフルーツをこの後取ってきたのは言うまでもありません（笑）。ようやく久しぶりの食事で元気を取り戻した私は、一路LVCC（Las Vegas Convention Center）を目指します。
LVCCまではそれほど遠くありませんが、歩くのはちょっと無理なので、ホテルから出ている無料送迎バスを利用します。今回の旅行は食事代が高かったりしたりしていますが、こんなところがタダなのもちょっと変な感じです。Flamingo Las Vegasを出発して、となりのImperial Hotelに寄った後、10分ほどでLVCCに到着しました。私にとって、ここへは今日が初日なので、Registrationをしなければなりません。いろいろな人に教えてもらいながら（説明のスピードが速すぎて1/4も分からない）、LVCCの隣のLas Vegas Hilton Hotel内のBallroomで無事にRegistrationを済ませました。このBallroomは外から入れない場所にあって、一度ホテル内のカジノを通過しないと行かれない不思議な場所にありました。おかげでRegistrationするのに1時間近くかかっちゃいましたよ（泣）。
気を取り直して、LVCCのNorth Hallから見学を始めました。CESはLVCCとLas Vegas Hiltonの一部を利用して開催されています。基調講演は別のホテルで行われているようですが、展示等があるのは上記2カ所が主です。LVCCは全部で3棟で構成されています。私が最初に入ったNorth Hallと、Central Hall、そしてSouth Hallです。広さはそれぞれが幕張メッセ級といったら分かりやすいでしょうか（笑）。しかもSouth Hallは１、2階のフロアを使用しているので、全部で幕張メッセ4個分と言うことですね（笑）。それにLas Vegas Hilton Hotelもあるのですから、とても1日で全部見ることは時間的にも無理ですし、体力的にも絶対に無理だと思います。あ～昨日無理して行けば良かった（泣）。
各メーカーの出展は他の記事に詳しく書こうと思いますが、全体の印象は、「ほとんど不況の影響は感じられない」ですね。午前中こそ、空いているブースが多かったのですが、午後になったら大混雑でした（笑）。あと、展示の主役はやはりTVの様ですが、さすがに今年大画面競争をしていたのは松下プラズマTVの150inchとSharpの108inchくらいでした。
その他は、パネルの薄型化、LEDバックライト、3D、倍速・4倍速駆動技術、高コントラスト化、ネット対応等は、ほぼ全メーカーが取り組んでいるようでした。逆に言えばどこも同じような展示ばかりだったとも言えます（笑）。
Blu-rayは、昨年の東芝HD-DVD撤退前夜だった為かCESの主役級の注目度でしたが、今年は地味な展示に終始していたと思います。ディズニーが推進している「BD Live!」に対応したプレーヤーを何社か展示していました。またデジタルカメラやカムコーダーも目新しいものはあまりなく、ソニーやKodakが展示していた、撮影した映像をワンタッチでYou Tube等にアップロード出来る機種が目立ったくらいです。
IT系は、PCでいくつか面白いものがありました。まずなんと言ってもSONYのVAIO Type-Pです。実機を初めて目にしましたが、思ったよりも細長い印象ですね。キーピッチやキータッチは筐体サイズ考えれば申し分のない感触で、これはイイです（笑）。
元より私は、東芝Libretto L Seriesが欲しかった人なので、VAIO C1の後継と言うよりはLibretto L Seriesの後継と位置づけています（笑）。
既に日本では受注が始まったと聞いていますで、帰国したら早速発注したいと思います。ただし、欲しい機能を全部つけると、ThinkPad X200が軽く買えるくらいの金額になってしまうので、そこが痛いところですね（笑）。よく考えないと（爆）。他にはLenovoのThinkPad W700dsのデュアルディスプレィですね。メインの17inchに加えて（十分デカイ！）、10.6inchのサブディスプレィが用意されています。決して購入することはないと思いますけどこれはこれで面白いですよ（笑）。
夕方5時を過ぎて、体力的に限界を感じた私は、初日を終了してホテルに帰ることにしました。外に出るとあたりはすっかり日が暮れています。
砂漠独特の気候のせいか、昼間はそこそこ暖かかったのに、かなりの冷え込みです。これだから昼間は暑くてもコートは欠かせません（泣）。帰りはLVCCからホテルの裏に駅があるモノレールを利用してみることにします。全区間5USDの均一運賃です。香港のMTR（地下鉄）とよく似た切符の自動販売機で購入して自動改札を抜けてモノレールに乗り込むと、10分くらいして2駅目のFlamingo Las Vegasで降車します。ホテルまでは直通の歩道があるので、非常に便利に感じました。
すっかりくたびれてしまったので、観光は明日にして今日はホテルのレストランで食事をすることにします。場所はホテル1Fにある「Tropiacal Breeze」です。
まずはビールを注文しましたが、イメージとは違う、ボトル形状の缶が出てて来て驚きました（笑）。味はいつものバドワイザーでしたけど（爆）。
料理はよく考えずにBBQ Platter Plateを注文しましたが、料理の名前の意味をよく考えるべきでした。「platter」とは、大皿料理のことです（汗）。
明らかに2人前の料理が私の目の前に置かれてしまいました（泣）。しかも店員のおじさんの「Are you OK?」のコメント付きで（笑）。鶏肉と牛肉が2段重ねになっています（汗）。お味はちょっと甘めのBBQソースが「ちょっと」という感じでしたが、まずまずでしたね。肉は何とか完食してあとは降参しました（笑）。今日は早めに寝て明日に備えようと思います。ちなみに時差ぼけは解消しました♪
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