TRANCENDENCE

　先日久しぶりに109シネマへ映画を見に行こうとしたら、前回観てから半年経過していたのでポイントがゼロになっていてショックでした（泣）。タダ券2枚分あったのに。それはさておき、クリストファー・ノーラン総指揮、ジョニー・デップ主演と聞いて観ないわけには行きません、TRANSENDENCEを見に行ってきました。バットマンのダークナイトシリーズやLディカプリオ主演のインセプションのイメージがありますからね。ちなみにどちらも渡辺謙さんが出演されています。

　ストーリーは人工知能の研究者であるJデップが、人工知能に反対しているテロ集団から致命的なダメージを受け、自分の意識を人工知能へ移すところから始まります。それまでは猿の脳でしか成功していなかったのですが、妻でもある共同研究者のレベッカ・ホールの力により成功します。こうして強大な力を持つことになったJデップが強力な人工知能の処理能力を使って奇跡を次々に起こすようになると、Rホールも疑問を感じていくようになります。

　要するにターミネーターのスカイネットのような、ネットワークが暴走する話なのですが、ジョニー・デップが生前と変わっているのかいないのかがはっきりしないので、なぜサーバーを攻撃、すなわちジョニー・デップを殺さないといけないのかが今ひとつはっきりとしません。この辺りの葛藤をもっと煽ったほうがストーリーとしてはさらに盛り上がると思いますね。それと冒頭のシーンの描写が極端でちょっと納得できません（汗）。