NHKスペシャル メイドインジャパンの命運 [MOT after Graduation]
最近このblogのサイドバーに記事ランキングをつけたのですが、その中でJVCケンウッドのRYOMAの記事の順位が日を追うごとに上がっているのを見て「?」と思っていたのですが、海外出張から戻ってから、スゴ録が自動録画した番組を見て謎が解けました(笑)。NHKスペシャルで取り上げられていたんですね。RYOMAの他には東芝のCELL REGZAが取り上げられていました。
RYOMAはFM放送に映像等の情報を付加してネットで再送信されたものを受信することが可能です。JVCケンウッドは完成品だけでなく、受信モジュールをEMSメーカーへ生産委託し、さらに委託先にライセンスを供与することで、EMSメーカーが自社の生産する製品に組み込むことが出来るようにしようとしていました。これならJVCケンウッド製品以外が売れてもライセンス収入が期待出来ますし、設備投資もいらないので、もしかするとうまく行くかも知れませんね。EMSメーカーと競うのではなくてうまく利用するビジネスモデルと言うわけです。番組では元ソニーの前田さんの孤軍奮闘ぶりが印象的でした。
東芝のCELL REGZAは最高のハードをつくったのにも関わらず、PCと同じようにソフトが無いともはや現場の技術者ではわからなくなっているとう、現在のデジタル家電に共通する話題を扱っていました。しかし新製品が立ち上がるときにソフトのデバッグが必要なのは当たり前のような気もしますけどね(汗)。
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