HD DVD or Blu-ray?－その4（東芝Blu-rayプレーヤー発表@IFA2009編）

 

 

 

　東芝が今年の8/10にBlu-ray Disc Associationへの加盟申請をしていたことがニュースになっていましたが、IFA2009で Blu-ray Disc関連商品を発表しました。2008年2月19日にHD-DVD撤退を発表してから、1年半たってようやくBlu-rayディスク陣営に東芝加わった訳です。HD-DVD陣営だった、東芝、メモリーテック（ディスク製造）、とワーナーが、HD-DVD資産を中国に譲渡する形でCBHD（China Blue High Definition）規格を立ち上げたり（ブランド名は紅光「Red-ray」になったらしい、汗）、Blu-ray陣営とは距離を置いていましたが、さすがにBlue-ray Discのプレーヤー/レコーダーの製品ラインアップがないと欧米や国内市場で苦しくなってきたのでしょう。IFA2009で発表された新製品は↓の通りです。

　まず1機種目は、BDプレーヤーのBXD2000です。AVCDディスクや、DivX HDの再生も可能ですが、HD-DVDディスクの再生はサポートしていないそうです（笑）。光ディスクプレーヤーはモジュール化が進んでいるので、光学ピックアップ他部品を買い集めてきて自社でデザインした筐体に収めれば、割と簡単に製品が完成したりするので、これはそれほど製品化は難しくないと思います。

　ITはBDドライブ搭載のノートPC Satellite P500です。BD-R/REの記録に対応しています。ITでBDに参入するのは、BDプレーヤーよりもっと簡単で、他社が発売しているBDドライブを買ってきて搭載すればOKです。せめてBDドライブ発売済のTSST（Toshiba Samsung Storage Technology）製のドライブを採用しているのでしょうか。

【IFA 2009】東芝、Blu-rayプレーヤーを11月より発売－BD搭載ノートやマルチメディアタブレットも発表