アンダルシア 女神の報復

　「踊る大捜査線」シリーズの織田裕二と、「海猿」シリーズの伊藤英明、そして「Space Battleship ヤマト」の黒木メイサの東宝3大興行収入映画の主役級の俳優が共演したことで有名になった、「アンダルシア 女神の報復」を見てきました。場所はもちろん、109シネマ横浜MMレイトショーです（笑）。

　「外交官 黒田耕作」は柴咲コウと共演でTVドラマとしてフジTVで放映されていました。映画だとTVドラマのように余計なストーリーが無いのでかえって映画に没入できて良かったような気がします。この映画はアクション映画というよりは、先が読みにくいと言う意味でサスペンス系映画の洋画気がしますが、謎を解く鍵の存在を割と分かりやすく見せちゃっているので、途中でなんとなく先が読めちゃうような気がしてちょっと残念でしたね（汗）。

　スペインのバルセロナ市街地のカーチェイスシーンが余りにも激しくて、救急車が来ちゃった話とか、アクションシーンで伊藤英明凄すぎて、織田裕二が体力負けした話とか、撮影中にはいろいろハプニングがあったようですが、相変わらず織田裕二の芝居がクサくてちょっとハナにつきましたね。私のあこがれのスペインの風景は綺麗だったのですが、なぜか解像度感が不足しているような気がして、素直には楽しめなかったのがやや心残りでした。せめてジョニー・デップと、アンジェリーナ・ジョリーの「Tourist」位の水準は維持（コチラはベネチアが舞台）していただきたいものです（笑）。まあ、もし続編があるのならまた期待してみたいと思います。