KNIGHT AND DAY

　久々のトム・クルーズ主演の映画だったので早速見に行ってきました。「KNIGHT AND DAY」です。共演はキャメロン・ディアスです。映画の中身はいたって「Mission Impossibleシリーズ」のような感じです。スパイ映画として純粋に楽しめる出来になっていました。

　じゃあMIと何が違うのかと言いたいところですが（笑）、これがキャメロン・ディアス扮するジューンの目線で映画が進行するところでしょうか。おかげでジューンが気を失っている間に、トム・クルーズが相手を倒したりしているシーンは大幅に割愛されていますし（汗）。最後にちょっとしたシーンがありますが、この目線を逆手にとったような演出なのがちょっと面白かったですね。

　ところでこの映画、全米の興行は最低だったそうです。そんなわけでパラマウント映画は、トム・クルーズの次回作「MI:4」の投資できないとして、①トム・クルーズは組合最低賃金＋出来高制で契約②それでも不安なので、もう一人俳優を立てる（ジェレミー・レナー）③制作費は全額負担せず、スポンサーを探した（見つけた）、そうです。トムにとってはちょっと屈辱的な展開になってますね．．．。しかし「KNIGHT AND DAY」も屋根の上を全力疾走したり、バイクで市街を疾走したりと、MIシリーズでやっていたことと余り代わり映えがしなかったので、次回作（MI:4）はもうちょっと考えていかないといけないかも知れませんね（笑）。