F1 GP 2010 Rd.1 - Bahrain GP [-F1]
今年もいよいよF1が開幕しました!開幕第1戦は中東のバーレーンGPです。今年は、大手自動車メーカーの撤退(BMW、トヨタ)や新チームの参入(ロータス、ヒスパニア・レーシング、ヴァージン・レーシング)もあって、かなりチーム、ドライバーが入れ替わっています。そのため、前ウィリアムズの中嶋一貴は今年シートを失い、2008年にSAF1の撤退と共にシートを失った佐藤琢磨も復帰のチャンスを失ったことはこの前お伝えしたとおりです。
同時にレギュレーションも主にピットインに関して大きく変わりました。
1.途中給油は禁止されました。それに伴いガソリンタンクの容量が80リットルから250リットル近くまで拡大され、ホィールベースが延長されています。フロントタイヤがグリップバランスの改善を目的に270→245mmへ変更
2.予選時Q1(20分間)では18位以下が脱落、Q2(15分)では11以下が脱落、そしてQ3(10分間)に進出した車はQ3進出時のセットアップとタイヤで本線を迎える。ガソリンは予選終了後に満タンに。
3.ポイントはかなりインフレ気味です(笑)。優勝者が25ポイントを獲得し、2位が18ポイント、3位15ポイント、4位以降は12点、10点、8点、6点、4点、2点となり、10位でフィニッシュしたドライバーに1ポイントが付与されます。昔は6位入賞しないとポイントが取れなかったのに。
肝心のレースですが序盤にポールポジションからスタートした、レッドブルのSベッテルでしたが、34週目にスパークプラグのトラブルでペースダウン。そこをFアロンソ、Fマッサ、Lハミルトンに追い抜かれて4位に後退してしまいました。ザウバーの小林可夢偉は13週目でハイドロ系のトラブルでリタイヤしています。その後のレースは特に波乱もなく、そのままチェッカーを迎えます。優勝と2位はフェラーリのアロンソとマッサの1-2フィニッシュ、3位にはマクラーレンのハミルトンまでが表彰台です。2006年最終戦のブラジルGP以来4年振り、復帰第1戦のMシューマッハは6位に入賞しています。レースはピットインで順位が入れ替わるチャンスが減少し、さらにダウンフォースが強い現代のF1ではコース上のオーバーテイクをやりにくくなっているので、かなり退屈なものになったしまいました。早速ルールの見直しが叫ばれているというのは事実です(汗)。
Pos / No / Driver / Team / Laps / Time/Retired / Grid / Pts
1/8/Fernando Alonso/Ferrari/49/1:39:20.396/3/25
2/7/Felipe Massa/Ferrari/49/+16.0secs/2/18
3/2/Lewis Hamilton McLaren-Mercedes/49/+23.1 secs/4/15
4/5/Sebastian Vettel/RBR-Renault 49 +38.7 secs 1 12
5/4/Nico Rosberg/Mercedes Benz GP Ltd/49/+40.2 secs/5/10
6/3/Michael Schumacher/Mercedes Benz GP Ltd/49/+44.1 secs/7/8
7/1/Jenson Button/McLaren-Mercedes/49/+45.2 secs/8/6
8/6/Mark Webber/RBR-Renault/49/+46.3 secs/6/4
9/15/Vitantonio Liuzzi/Force India-Mercedes/49/+53.0 secs/12/2
10/9/Rubens Barrichello/Williams-Cosworth/49/+62.4 secs/11/1
11/11/Robert Kubica/Renault/49/+69.0 secs/9
12/14/Adrian Sutil/Force India-Mercedes/49/+82.9 secs/10
13/17/Jaime Alguersuari/STR-Ferrari/49/+92.6 secs/18
14/10/Nico Hulkenberg/Williams-Cosworth/48/+1 Lap/13
15/19/Heikki Kovalainen/Lotus-Cosworth/47/+2 Laps/21
16/16/Sebastien Buemi/STR-Ferrari/46/+3 Laps/15
17/18/Jarno Trulli/Lotus-Cosworth/46/Hydraulics/20
Ret 22 Pedro de la Rosa BMW Sauber-Ferrari 28 Hydraulics 14
Ret 21 Bruno Senna HRT-Cosworth 17 Mechanical 23
Ret 24 Timo Glock Virgin-Cosworth 16 Gearbox 19
Ret 12 Vitaly Petrov Renault 13 Suspension 17
Ret 23 Kamui Kobayashi BMW Sauber-Ferrari 11 Hydraulics 16
Ret 25 Lucas di Grassi Virgin-Cosworth 2 Hydraulics 22
Ret 20 Karun Chandhok HRT-Cosworth 1 Accident 24
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