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F1 GP 2009 Rd.16 - Brazil GP [-F1]

 F1第16戦ブラジルGPはレッドブルのマーク・ウェーバーが今期2勝目を飾りました。2位にはBMWのロバート・クビサ、3位はマクラーレンのルイス・ハミルトンでした。また同時に5位に入賞したブラウンGPのジェイソン・バトンがワールドチャンピンを決め、同時にブラウンGPもコンストラクターズタイトルを獲得しています。

 地元GPでポールポジションを獲得したブラウンGPのルーベンス・バリチェロは、ハミルトンとの接触でタイヤにダメージを受けて緊急ピットインした影響で8位入賞にとどまっています。ウィリアムズの中島一貴は、ピットアウトしたときにトヨタからスポット参戦した小林可夢偉をオーバーテイクしようとしたときにフロントウィングを失いそのまま、タイヤバリアに接触してリタイヤしています。 

 バトンの選手権前半戦の圧倒的な強さと、同僚のバリチェロの後半戦の復活が印象的なシーズンとなりました。前半戦のバトンがあまりにも強いので、今年のF1はあっさりとチャンピオンが決まってしまうのかとも思いましたが、さすがF1、他チームのマシン開発が進むにつれて徐々にアドバンテージを失っていきました。ただ、同じマシンでバリチェロは後半戦で2勝しているので、必ずしもマシンがダメというわけではなかったみたいですね。

 よくホンダは惜しいタイミングで撤退したと思う方もいるかもしれませんが、実際はどうなのでしょう。ブラウンGPは(チームも含めて)ホンダそのものだといわれていますが、エンジンはホンダがシーズン中に必要なエンジンを全て揃えられなかった為に、メルセデスエンジンに載せ換えています。

 今年のF1はエンジンの差が顕著に表れたシーズンだったとも言えます。それが証拠にメルセデスエンジンを搭載しているフォースインディアの後半の躍進も目新しいところですよね。ですからもしホンダエンジンだったら、撤退しているにも関わらずシーズン中の開発が進むとはとても思えないので、そこそこの結果にとどまっていたかも知れませんね(笑)。


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