F1 Grandprix Rd.7 CANADA GP [-F1]
ついにBMWがやってくれました!しかも1-2フィニッシュです!!カナダはいつもハプニングに見舞われますが、今回も例外ではありませんでした。18周目のフォース・インディアのスーティルがコース上にストップした為セーフティカーが導入されましたが、このときにちょっとしたアクシデントが発生しました。ピットオープンと同時に各車がタイヤ交換の為にピットインしましたが、ピットの出口の信号が赤のままだったので、ピットの出口で先頭のフェラーリのライコネンとBMWのクビサが急停止しました。そこへマクラーレンのハミルトンがライコネンに追突し、さらにウィリアムズのロズベルグがさらに追突してしまいます。これで上位陣はいなくなりました。ピット出口でクビサとライコネンが並んで停止しましたが、ライコネンとクビサの位置関係が左右逆なら、クビサはここでリタイヤでした(汗)。
上位陣がいなくなったことで一時ウィリアムズの中島一貴が2位(!)を走る場面もありましたが、結局48周目にホンダのバトンに追突してノーズを壊してしまい、交換の為にピットインしようとしますが、ピットの入口で自身の壊れたノーズに乗り上げ、サイドウォールに突っ込んでリタイヤしています。中島の後ろを走っていたレッドブルのクルサードが3位表彰台に上がっていますから、中島にも十分にチャンスがあったレースでした。
これでクビサがついにドライバーズのランキングトップに立ちました。ポーランド人ドライバーとしては、優勝を含めてもちろん初めてのことです。ところでクビサのドライビングスタイルは車の挙動が不安定になってからのコントロールが優れています。何度かコーナーの立ち上がりで車の挙動が乱れて振られても見事に立ち上がっていく姿をTV中継で見ました。なんでも一時はラリードライバーを目指していたのだとか。頑張れニック・ハイドフェルド!
順位 / ドライバー / チーム / タイム
1位 / R.クビサ / BMW / 1h36'24"447
2位 / N.ハイドフェルド / BMW / +0'16"495
3位 / D.クルサード / レッドブル / +0'23"352
4位 / T.グロック / トヨタ / +0'42"627
5位 / F.マッサ / フェラーリ / +0'43"934
6位 / J.トゥルーリ / トヨタ / +0'47"775
7位 / R.バリチェロ / ホンダ / +0'53"597
8位 / S.ベッテル / トロ・ロッソ / +0'54"120
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