F1 2020 Rd.8 Italian GP [-F1]
9/6にイタリアのモンツァ・サーキットで開催されたF1 2020第8戦Italia GPは赤旗1回、セーフティカー2回の大波乱の展開の中、アルファタウリ・ホンダのPガスリーがF1初優勝を飾りました!!!2位はマクラーレンのCサインツ、そして3位はレーシングポイントのLストロールです。レッドブル・ホンダのMフェルスタッペンは30周目にPUトラブルでリタイヤ、Aアルボンはコーナー通過時にイン側を1台分空けなかったとして5秒ペナルティを受け15位完走、アルファタウリ・ホンダのDクビアトは9位入賞でした。
今年のイタリアGPがこんな展開になるなんて、スタート前に一体誰が予想したことでしょう(笑)。17周目にハースのKマグヌッセンがトラブルでリタイヤするときにピットレーン入口のそばで車を止めてしまったのがそもそもの始まりでした。このインシデントでセーフティカーが出走するのですが、なんと場所が場所だけにピットレーンがクローズのままだったんです。
そこへこのときにトップを走っていたメルセデスAMGのLハミルトンが、ピットレーンクローズになったのを見落としてピット・インしてタイヤを交換してしまったので、(教祖様に撃墜されて(笑))10秒間のストップ&ゴーペナルティが出てしまいます。
実はこのときイエローフラッグが出た直後に滑り込みでPガスリーはソフトタイヤからハードタイヤへタイヤ交換、他のクルマはピットレーンがオープンになるまでタイヤ交換できなかったので、結果一躍3位にジャンプアップ成功です(笑)。
このあと27周目にフェラーリのCルクレールがパラボリカでスピンしてクラッシュしますが、車両の撤去に時間がかるので赤旗中断になります。再スタート後にPガスリーは2位のLノリスをパス、そしてトップのLハミルトンはストップ&ゴーペナルティでいなくなり、最後は後ろを走るCサインツと一騎打ちの戦いを0。4秒差で制してPガスリーは優勝を手にしました。
アルファタウリ・ホンダの地元イタリアで、ホンダとアルファタウリ(当時はトロロッソ)パートナーシップ50戦目記念のグランプリで、チーム通算2勝目を挙げるなんて、なんとも印象的なレースでした。
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