社内プレゼンの資料作成術 / 前田 鎌利 [Books]
ワタクシ実は会社でプレゼン研修のファシリテーターをやっておりますが(汗)、たまにネタに詰まるので、プレゼン法の本とかたまに購入することがあります。今回は、あのソフトバンクで孫さんにプレゼンしていたという方の資料の作成術の本を購入しました。ソフトバンクグループの決算発表のプレゼンが「極端な表現で」話題になることがありますが、そうその仕掛け人がこの方なのでした。
この本は社内で決済を取るために特化した内容になっています。「もう少し一般的な内容」が必要であれば、同じシリーズの「社外プレゼンの資料作成術」をご一読いただいたほうが良いと思います。その代り、以下に決済者から承認を引き出すかについては詳しく載っています。
「キーメッセージは13字以内」「資料は5〜9枚」「ビジュアルは左、文字は右」など前田さんならではのキーワードが多数出てきます。ワタクシも、13文字以内は無理でもキーメッセージの短縮化には取組でいますし、資料も7±2枚を原則としておりますよ(笑)。短いキーメッセージの一例としてヤフー!ニュースの話が出たときには思わずニヤリとしてしまいました(笑)。でもそっくりそのままパクると、全部ソフトバンクの決算報告プレゼンになってしまうので気をつけましょう(笑)。
バリエーションの解説はそれほどありませんが、広告の仕方など事細かに指導しているので、決済会議デビューを飾る若手から中堅社員向けのテキストとしては非常に良くできているのではないでしょうか。特に技術者でいままで積み上げで資料を作っていた方には目からウロコの本になるかもしれません(笑)。
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