TAXI5 Diamond Mission

　あの映画TAXIが11年ぶりに新作が上映されると聞いて早速見に行ってみました。この映画はご存知のかたも多いかと思いますが、Peugeot 406/407のタクシーが大活躍するのですが、かつてワタクシがPeugeot 306を購入した翌年に1作目が公開されましたが、そのときのPeugeot 406の勇姿はワタクシにとってたまらないものでしたね。ちなみに当時Peugeot406は外板色に白の設定が無かったのですが、映画のおかげで白が追加になったりしていました（笑）。しかし↑の砂まみれの407の写真なんてまさに砂漠のライオンですな。パリダカの勇姿が目に浮かびます(笑)。     

　というわけでひじょ～に楽しみにして見に行ってきたわけです。フランスのマルセイユ市警の所長が市長になっていたり、以前のマルセイユ警察官が一人だけ残っていたりして、そのあたりは楽しく観ることが出来ました。そのほかの配役については一新されていますが、役割を入れ替えてほぼ以前のような登場人物が出演している感じです。でもとりあえずワタクシは、Peugrot 306のパトカーがお約束で無駄にクラッシュするだけで嬉しくなってしまいます（笑）。

　事件については、高価な車を使った強盗団が登場したり、このあたりも以前と変わりがありません。ですので、寅さんシリーズではありませんけど安心してみることができるわけですけど、ちょっと気になったのがこの映画、きっとフランスのマルセイユ市民の目線で作られたんだと思ったりします。ですので日本人にはちょっとキツイと感じる設定や描写もあるので、ちょっと気をつけたほうがいいような気がしましたね。

　最後にちょいネタバレを2点。自動車修理工場を経営する女子の部屋に初代Peugeot 406ベースのTAXIのミニカーがあって、主人公が手にしていた。もう一つはPeugeot 407のTAXIは最後に全損しますが、その後新しいTAXIが登場します。でもワタクシも含めたPeugeotファンはきっとがっかりすることでしょう（泣）。