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ラッシュ/プライドと友情 [Movie/drama]

ラッシュ/プライドと友情 [Blu-ray]

ラッシュ/プライドと友情 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: Blu-ray

 先日気づくと、なにげなくBDレコーダーに録画されていたので見てみました。「ラッシュ/プライドと友情」です。この映画はF1の1976年のマクラーレンのジェームス・ハントとフェラーリのニキ・ラウダの戦いにスポットを当てています。

 1976年のシーズンに9戦5勝を挙げていたフェラーリのニキ・ラウダは、第10戦のニュルブルクリンクで大クラッシュしてしまいます。顔に瀕死の火傷を負ったニキ・ラウダはなんと6週後の第13戦のイタリアグランプリで奇跡の復活を遂げ4位に入賞します。顔の火傷は今になっても癒えていませんが、そんなことは全く気にせず、ニキ・ラウダはF1に帰ってきたのでした。

 この歳の決戦はなんと日本の富士スピードウェイで開催されたF1インジャパンで、決勝は豪雨で非常に危険なコンディションであったため、ニキ・ラウダはスタートせず棄権します。ニキ・ラウダが不在の間ポイントを積み上げてきたジェームス・ハントは、雨にも関わらずスタートを主張し、実際にわずか1ポイント差でワールドチャンピオンを獲得します。

 その後自由人のジェームス・ハントはあっさりとF1を引退したのち45才の生涯を閉じます。一方ニキ・ラウダはフェラーリ、ブラバムと渡り歩き一度引退した後マクラーレンで復活し3度目のワールドチャンピオンを獲得します。その時のチームメイトは若き日のアラン・プロストでした。現在ニキ・ラウダはF1メルセデスAMGの幹部として、そしてLCC航空のニキ航空の社長として活躍されています。

 ニキ・ラウダとジェームス・ハントの性格は全く異なっていたようで、全ての把握して自分の思い通りになるようにコントロールしたニキ・ラウダに対し、ジェームス・ハントは全くの自由人だったようです。相当の女好きだったらしく、日本滞在時にはいくつかの伝説を打ち立てていたようです(笑)。

 でも彼の生き様に感銘を受けた人は多いようで、現フェラーリのF1ドライバのKライコネンは、ジェームス・ハントの名が入ったヘルメットをかぶって出走したことがあるそうです。でもこういった2人でも仲良しだったらしいいんですよ。お互いの才能を認めあっていたんですかね。

 またF1が好きな方には見どころが多い映画だと思います。ジェームス・ハントが最初に入ったチームのメカニックはあのハーベイ・ポスルズウェイトさん(元F!ホンダ代表)、ロータスのジョディ・シェクター、フェラーリのカルロス・ロイテマンとか出演されていましたし、車もティレルが丁度6輪の頃ですよ(笑)。これだけでもごはん3杯くらいイケそうです(笑)。しかしF1ドライバーってモテるね。


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