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祈りの幕が下りる時 [Movie/drama]

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 楽しみにしていた映画にようやく見に行くことが出来ました。東野圭吾さん原作の「新参者」シリーズ最新作の「祈りの幕が降りる時」です。「新参者」シリーズがこれで最終作と聞いて残念に思いますが、本編を観ると、そうなってしまうのも納得ですね。出演はいつもの阿部寛さんと、なんと松嶋菜々子さん(!)です。

 本作は立て続けに起きた2つの殺人事件から始まりますが、これがなんと加賀恭一郎(阿部寛)の肉親との関係が疑われます。これでなぜ加賀恭一郎が所轄の日本橋署に居座っている理由が明らかになるんですよ。ワタクシがこの映画を見て感じたのはやはり親と子供の絆、でした。これが事件解決の鍵になるわけです。ワタクシは両親をすでに送っておりますが、もしそのような経験をすでにお持ちの方なら、きっとこのストーリーに共鳴していただけるものと思います。

 加賀恭一郎と浅井博美(松嶋菜々子)の親が自身の死を悟ったときに2人共、「これからはずっと子供を見ることが出来て(幸せだ)」と言っています。ワタクシも、父親の死後にケアマネージャーの方から父がワタクシのことを自慢の息子だと言っていたこととか、生前の母を介護施設に迎えに行ったときに施設の方が「あなたが自慢の息子ですか」と言われたことがあります。両親にとって子供の存在はいつになっても自慢なんでしょうね。ちなみにワタクシ自身は全くそんな認識はありませんが(笑)、もしそんな経験をした方が見たらきっと共感をしていただけるのではないかと、ワタクシは思いました。

 一方、幼いころに親と離別した二人は、その後の親がどのような生活をしていたのか知りたがって、当時付き合っていたパートナーの子供に会おうとするシーンがあります。こればっかりはワタクシにも経験がありませんが、どんなことでもいいので何か知りたくて会いに来た、ということなら十分に考えられますよね。

 でも捜査に使う似顔絵似てませんし、焼死体の写真は勘弁して頂きたいです(汗)。



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