エバンジェリスト養成講座

　ワタクシ実は近々セミナーの講師を仰せつかっておりまして（汗）、これはイカンとばかり慌ててプレゼンテーションの講習を受けることにしたのでした。申し込んだ講座は「エバンジェリスト養成講座」で場所は九段下のベルサール九段下でした。費用はそれほど高いセミナーではありませんが、当日公演されるエバンジェリストの西脇資哲さんの著作がセットで提供されているものもありましたが、ワタクシは予習のためにKindle版で先に著作を購入して、申込みはセミナーのみにしました。

　まずエバンジェリストとは日本語で言うと「伝道師」のことで、難しい話を分かりやすく説明する人のことだそうです。ですので直接何かを販売するわけでな無いそうです。ということは秋葉原駅前で実演販売するのとはちょっと違うようですね（笑）。西脇さんの本業はマイクロソフトだそうですが、ソフトウェア業界とか、半導体業界は抽象的で分かりくいことが多いので、このような職種のニーズがあるのでしょうね。ちなみにエヴァン◯リオンとは一切関係ありません（笑）。

　ワタクシがセミナーで印象に残ったのは、かつてプレゼンは「何を相手に伝えるか」が重視されていたが、今では「相手をどう動かすか」なんだそうです。確かにその通りでプレゼンはそうでなくてはならないと思いましたね。後は見ている人の視線を誘導するとか、最初のスライドを最後に再掲するとか、最初に笑いを取れ（ただし10分笑わなかったら諦める）とか、そしてペースメーカーを見つけるとかテクニック的な部分も多数説明していただきました。ただし、例えばフォントのサイズを何pt以上にしろ、とか具体的なものはあまりなかったように思います。

　前述した書籍はこのセミナー進行そのままになっているので、本を読むだけでもセミナーを十分体験で入ると思います。あと西脇さんは結構早口なんですけど、別に早口じゃダメじゃないんだなと思った次第です。あと参考にスべきエバンジェリストはなんとあの池上彰さんだそうです（笑）。

はい、この池上さんです（笑）。

新エバンジェリスト養成講座（翔泳社）

新エバンジェリスト養成講座 Tips　for　Presentation [ 西脇資哲 ]

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