Dr. Strange

　ベネディクト・カンバーバッチ主演の「Dr. Strange」を先日109シネマ川崎のIMX3Dまで見に行ってきました。ええ、東京駅方面からの帰りに立ち寄ったので、桜木町よりは川崎の方が便利なので（笑）。ワタクシはマーベル・コミックの原作も映画のストーリーも知りませんが、カンバーバッチが主演なのでそれだけで十分面白そうだと思いましたね（笑）。 

　レイトショーなのにとてもそうは思えないような料金を支払って映画を見てきたわけですが、思いの外カンバーバッチのボケが少なくて今一つな感じでしたね。そう言えばボケにはIMX3Dはいりませんでした（泣）。本作は時間を操る魔術を扱っていので、時空の歪みを見せるCGが話題になっていました。でもこれってクリストファー・ノーラン監督、レオナルド・ディカプリオ主演、渡辺謙出演の「インセプション」そのまんまですよ。上下左右が90度回転して相手がコケるところなんか全くそのままですインセプションではホテルの通路が回転していました。

　まあそれでもベネディクト・カンバーバッチの存在感があればなんとか乗り切れるというものなのでしょうか。特に先入観も無く見るのであれば十分楽しめると思います。エンドロールの合間に次回作の含みとも思わせるようなシーンが短くインサートされていますけど、ますます本作のストーリーが混乱してきました。でもマーベル・コミック単独工業の作品の中ではアイアンマンを超えてNo.1の興行成績らしいので、きっと続編は作られるのでしょうね。

　しかし最近の3D映画は、2Dで収録してから3D化すると言いますし（実際エンディングロールにも3D化の記載があった） 画角はシネマスコープから16:9になってしまいますし、それに高し（泣）。作品によってメリットをよく考えないといけないかもしれませんね。