Pioneer ピュアモルトスピーカー S-A4SPT-PM [Electronics]
ワタクシはいままでずっと、質の良い小型スピーカーが欲しかったんです。 デンマークのDARIとか、イギリスのKEFとかB&Wとか、アメリカのJBLとか、候補はいくつか上がりますが、値段が高かったりしてなかなか決めてがみつかりません。それに小型スピーカーの世界って国産の選択肢があまりありません。もちろん無いわけではありませんが、中級機種という観点で見るとやはり少ないと思います。
そんななか、割にお安い価格帯でのラインアップが充実しているDARIとかにしようかと思いながら価格コムのランキングを眺めていると、いままであの憧れだったスピーカーが半額近い価格で売られているのに気が付きました。見つけたスピーカーはパイオニアのピュアモルトスピーカーのシリーズのものです。
これはサントリーのウィスキー工場で約50年製造に使われた樽を分解して、側板を蒸して一枚の板のしたものからスピーカーのエンクロージャーを製造しています。そんなわけでスピーカー2本を見比べるとそれぞれ木目が異なります。当たり前といえば当たり前ですけど、プリントだったら全く同じだったりするじゃないですか(笑)。高級品ならでは特徴を安価に所有できてうれしいですね。
ウィスキー樽の木の種類はホワイトオークですが、樽になる前と、樽になって50年経過して後ではハンマーで叩くと音色が違うんだそうです。樽材のほうが優しい音になるんだとか。コチラによると樽になった後の方が、不要な振動が減るそうです。そのピュアモルトスピーカーが10年ぶりにモデルチェンジすると先日報道されていたのですが、随分と値上げされていたので、これは最後のチャンスとワタクシは飛びついてしまいました(笑)。
本日届いたので早速ヤマハのデジタルアンプに繋いでみましたが、エージングはこれからでしょうけど、優しいサウンドはこれからの期待大ですね。高音は全く強調されていませんし、ソフトドームの割にはあまり癖もありません。ウーファーは10cm径ですが、そのわりには低音が良く出ています。これから更に出るようになるでしょう。いい買い物をしました(笑)。
パイオニアAVセミナーへ行ってきました(サントリー山崎蒸溜所ブログ)
ウイスキー樽使用のパイオニア「ピュアモルトスピーカー」10年ぶりに復活。ハイレゾ対応2機種(AV Watch)
Pioneer ピュアモルトスピーカー (1台) S-A4SPT-PM
- 出版社/メーカー: パイオニア
- メディア: エレクトロニクス
Pioneer ピュアモルトスピーカー (1台) S-A4SPT-VP
- 出版社/メーカー: パイオニア
- メディア: エレクトロニクス
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