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シン・ゴジラ [Movie/drama]

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 話題のシン・ゴジラをようやく見終えました。ワタクシ実は劇場で見たのではなく、出張帰りの機内で二分割で見ました。一回目は、それほど面白そうでもなかったので、着陸1時間前を切ってから台北からの機中で、残りは上海からの帰りで離陸前に機内に3時間半監禁されたときでした(泣)。最近見た映画の中ではそこそこ面白かったですよ。 

 この映画には3つの要素があるとワタクシは思いました。一つは映画評として結構話題になっている官僚組織の非常事態への対応する姿、2つめは監督の庵野さんのエヴァンゲリオンの世界、そして3つ目はゴジラ映画としてのレガシーな部分といったところでしょうか。最初は官僚組織の非常事態へ対応して言う様を見て一気に作品に引き込まれていきますが、ゴジラが形態を変化していく等エヴァンゲリオンぽい描写が増えてくるに連れて、だんだんワタクシの頭のなかに?が大きくなっていくわけですよ。そして自衛隊がゴジラを攻撃するあたりは、まあいつものゴジラ映画ですな。

 冒頭に官僚組織の対応の話をしたのですが、なぜ私たちはこれにリアリティを感じるのでしょうか。そうです、ワタクシたちは3.11で首都圏が災害で交通が麻痺したときのことを覚えているからだと思います。首都圏にお勤めの方で、当時帰宅に何時間もかかったり、また出勤に何時間もかかったりとかの経験をお持ちの方は少なくないでしょう。こういった演出がより冒頭のリアリティを高めているのだと思いますね。逆に言えば、海外の方はあまりピンとこないような(笑)。

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しかしなぜ石原さとみさんが抜擢されたんでしょうか(汗)。 


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