タキ井上が教えます! リアルな裏F1/井上隆智穂 [Books]
元F1ドライバーの小林可夢偉さんが2013年にF1のシートを失った時、TwitterでF1過激トークを繰り広げていたタキ井上こと、元F1ドライバーの井上隆智穂さんの本が出ると知って早速購入しました。Kindle版が無かったので紙の本を買いましたが、ちょっと字が小さいよね(汗)。Kindleだと自分で読みやすいフォントサイズに変更できちゃうので、紙の本のフォントがこんなに小さいなんて気が付きませんでした(笑)。
タキ井上さんは、この本の中で、「モータースポーツは元々お金がかかるものだし、欧州では料金規定がある」と言っています。いわゆるペイドライバーというやつですが、こっちのほうが普通だというわけですね。タキ井上さんは1994年シムテックに鈴鹿でスポット参戦、翌年はフットワークのレギュラードライバーに昇格しますが、ある意味「正しい」方法でF1ドライバーになったというわけです。レースに出場するために自分でチームを作っちゃうくらいですからね。
もう一つはF1の裏業界に関することですが、いわゆるトップチームのトップドライバー以外の移籍話にはタキ井上さんがいかに多く関わっているのかが分かって驚きでした。どうして名前が表に出てこないのか不思議なくらいですよ。あのバー◯ーさんもお知り合いみたいですからね(笑)。余りこの辺りのなたバラシをすると本としての魅力がもしかしたら下がってしまうといけないので、この辺にしておきますが、2010-2013年あたりのF1が詳しい方が読むとウケること間違いないです。おすすめします(笑)。
コメント 0