Apple iPad mini

　噂のApple iPad miniの発売が発表されました。ラインアップはメモリの容量違いで16、32、64GBとWiFiのみとWiFi/3G/LTEの通信モジュール付きの計6機種です。WiFiモデルは予約開始直後に既に2週間待ちになっているようですね（汗）。 スペックと言えば、プロセッサが1世代前のA5X、ディスプレイが7.9inch XGA（1,024×768ドット）で厚さが7.2mm、重さが308g（WiFiモデル）、312g（3G/LTEモデル）です。筐体と画面のサイズ以外はほとんどiPad2と同じですね。

　スティーブ・ジョブズが生前に、「7inchパネルのモデルは絶対に出さない」という話は有名なエピソードですが（ちなみにiPhone 5も拒否していた）、AmazonのKindleやGoogleのNEXUS 7（製造はASUS）の台頭を前に、「出さないとシェアを取られる」と考えたようです。iPadを実際に使ってみると、特にソフトウェアのキーボードを使って文字を入力するときは特に、9.7inchディスプレイのサイズの絶妙さに感心していました。ところが、本当の重量が第4世代のiPadの3G/LTE通信モジュール搭載機種の場合、662gあるので（もちろんノートPCより軽いのは言うまでもありませんが）、片手で長時間持つのは結構厳しく感じます。

 

　国内のメーカーでもNECからMEDIAS TAB ULが重量の面で検討していると思いますけど、電池が持たない（と言っている人がいるのが）残念です。NEXUS 7とかKindleとかと比較するとiPad miniの方が高機能、高性能ですが、市場はどちらを選択するのか興味深いところですよね。個人的にはこのiPad miniか第4世代のiPadのどちらかが、LTEに対応しているということもあって（第3世代のiPadは国内ではLTEで接続できない）非常に気になるところですね（笑）。  

アップル、7.9インチの「iPad mini」と第4世代の「iPad」（ケータイWatch）