FR Concept Car 2台@ジュネーブショー2011 [Car]
現地時間の3/1から3/13までスイスでジュネーブ・ショーが開催されていますが、そこで日本車メーカーからFR駆動のコンセプトモデルが2台展示されているそうなので、ここでご紹介しようと思います。
1台目はご存知トヨタのFT86-Ⅱコンセプトです。これはデザインスタディで、量産車に近いデザインになるのは今年12月に開催される東京モーターショーになるそうです。楽しみですね。
ボディサイズは、4,235×1,795×1,270mmで、トヨタとスバルの共同開発の2リッター水平対向4気筒エンジンを搭載します。このエンジン、トヨタの技術が入ってロングストローク化に成功したそうです。いままでスバルの水平対抗エンジンというとショートストロークのイメージがありました。さらに燃費も改善したとか。
もう一台は、スバルの「BOXER Sports Car Architecture」です。これは完全に展示用の模型で、実車にはまだなっていません。
ボディサイズは、4,200×1,770×1,270mmでトヨタFT86よりも35mm短く、25mm狭くなっています。ホィールベースは2,570mmで変わりません。実はスバル版はAWDになるんじゃないかと噂になっていますが、FRとAWDではエンジンの搭載位置が異なり、AWDだとだいぶフロントオーバーハングへ行ってしまうそうで、FRで理想とされている、出来るだけエンジンを後ろにマウントする(昔ホンダがフロントミッドシップなんて言いましたっけ、笑)ことが出来なくなってしまうそうです。というわけでスバルもAWD化はあきらめてFRだけのラインアップになるとのもっともの噂です。生産開始は来年の春だそうです。楽しみですね♪
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