エアバスA380緊急着陸！

　シンガポール発シドニー行きの豪カンタス航空のエアバスA380が、11/4にシンガポールのチャンギ空港を離陸した直後、エンジンが４基中1基爆発したのでチャンギ空港へ引き返し緊急着陸しました。事故を起こしたA380のエンジンは後方が失われていて、脱落した破片はシンガポールの隣のインドネシアのバタム島に落下したそうです。

　エンジンの製造元はロールスロイス製で、カンタス航空の主勇気を点検したところ「あってはならないところに油が付着していた。油漏れの疑いがあった」そうです。エンジンの設計問題の可能性も排除できないとか。なんと11/5にはボーイング747のロールスロイス製エンジンにも爆発事故が起こっています。これもチャンギ空港だったのは偶然の一致なのでしょうか。

　新型機には特に安全面において、ついつい過剰な期待をしてしまうものですが、こういった不具合はやはり発生してしまうものなのでしょうか。カンタス航空は11/8現在、同形機の運行停止を継続しています。スカイマークエアラインがA380を4機購入すると11/8に発表しました。国際線就航を計画しているようですね。いずれの問題にせよ、前述の問題が早期に解決すると良いですね。